市民公開講座「スター・ウォッチング」参加学生による開催報告

2018年7月4日(水)に、本プログラムでは市民公開講座「スター・ウォッチングー東大で夏の夜空を楽しもう!」を開催しました。この講座の実施に関わった学生による開催報告をご紹介します。

「スター・ウォッチング」イベント開催報告

7月4日(水)東京大学本郷キャンパスにて「市民公開講座 スター・ウォッチング」が開催されました。自然科学研究機構・アストロバイオロジーセンターの日下部展彦先生と、本プログラムの教員でもある東京大学・生産技術研究所の川越至桜先生が講師を務め、夏の星空を観察する際のポイントを教えていただきました。

川越先生がご自身の経歴や専門分野について簡単に紹介した後に、天体観察に必要なものについて説明されました。川越先生はもともと宇宙物理学がご専門で、現在は工学リテラシーやアウトリーチ活動の研究も行っています。天体観察には必ずしも望遠鏡が必要なわけではなく、星座早見盤を用いた肉眼観察で十分に楽しめます。今回のイベントでもマイ星座早見盤を持参した参加者をちらほら見かけました。とはいえ、木星の縞模様や土星の環などを観察したい場合は、ある程度倍率がある天体望遠鏡が必要になります。会場には屈折式・赤道儀式の望遠鏡が用意されました。

スクリーンには7月の夜の星空の写真が映し出され、北極星の見つけ方や、春の大三角・大曲線、夏の大三角、火星や木星の探し方を教わりました。その後、ソフトウエアMitakaを用いて、今度はイベント当日の星空を写しながら星の探し方を復習しました。さらに地球を飛び出して、太陽系、天の川銀河、(観測可能範囲の)宇宙の果ての形がどうなっているのかを知りました。星座を構成する星たちが、いかに遠く離れた場所にあるのかを参加者は実感することができたと思います。

当初は講義後に実際に星空を観察する予定でしたが、残念ながら曇り空であったため屋外での観察は断念せざるを得ませんでした。イベントは引き続き屋内で開催され、参加者は普段なかなか触れる機会がない望遠鏡を覗いてみたり、Mitakaを実際に操作してみたりすることで理解を深めました。

 

 

東京大学 理学系研究科 地球惑星科学専攻 修士課程2年
科学技術インタープリター養成プログラム13期生
涌井 恵

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