連載エッセイVol.143を掲載しました

科学者は変わるか定松淳
というのは、昨年亡くなった科学史家の吉岡斉さんの著作のタイトルだ。『原子力の社会史』で知られる吉岡さんだが、その若き日の実質的なデビュー作である。
私がこの本を初めて読んだのは、大学院の修士課程の時だ ...
連載エッセイVol.112を掲載しました

遅ればせの水俣訪問定松淳
科学技術インタープリター養成プログラムで担当している授業で、私は水俣病の歴史を1セメスターのうち6回を使って紹介している。水俣病はさまざまな失敗とそれに抗おうとする人々の歴史であり、日本社会の問題点が凝縮されて ...
「キャリアパスと研究倫理 自分事として語り合おう」開催報告

東京大学の『学内広報』の連載コラム、「リベラル・アーツの風」に「キャリアパスと研究倫理 自分事として語り合おう」(2016年9月2日)の開催報告が掲載されました。
本部門の定松淳特任講師が、本ワークショップの背景や内容のイ ...
連載エッセイVol.82を掲載しました

事業仕分け再訪定松淳
3月の末に、インタープリター8期生のうち5名が修了論文を提出し、プログラムを修了した。8期生といえば、昨年度末の2013年2月に同行した研修旅行が思い出深い。研修旅行は、プログラムの必修授業のひとつである、黒田玲子 ...
連載エッセイVol.70を掲載しました

東大インタープリタープログラム再考定松淳
3月の末に総合研究大学院大学「科学知の総合化」プログラムの研究会で、インタープリター養成プログラムについて紹介する機会を頂いた。着任1年目を振り返る良い機会になった。
1年を振り返っ ...
連載エッセイVol.60を掲載しました

「すイエんサー」は科学番組か?――Yes, it is !定松淳
子供が生まれて少し大きくなってくると、それまでと違ってNHKのEテレを見る機会が増えてくる。昔の教育テレビだ。20年以上ぶりに見て気づくのは、教育テレビもずいぶん様相を変 ...