ゲーミングツールnocobon
科学技術と社会をつなぐコミュニケーション型推理ゲーム<nocobon>開発
科学技術と社会の問題について対話するための手法としてゲーミングツールがあります。
東京大学総合文化研究科・教養学部附属教協教育高度化機構の科学技術インタープリター養成部門、アクティブラーニング部門、社会連携部門の特任講師が科学技術と社会の問題、あるいは科学的なものの見方や統計リテラシーについて学ぶためのコミュニケーション型推理ゲーム<nocobon>を2015年に開発しました [WEB]。
一枚のカードに記された科学や社会にかかわる不思議なストーリーの謎を、ひとりが出題者兼進行役となり、他の人たちがその出題者に対して「はい」か「いいえ」で答えられる質問をすることによって解き明かしていきます。
難易度は星1つから星5つまでの5段階で、カード一枚当たりの所要時間はその難易度によっておよそ3-7分程が目安です。特に難易度の高いカードは表に書かれた情報だけで謎を解明できるようにはできていません。真正面からのアプローチが徒労に終わったら、問題に側面から挑んでみましょう。
必要なのは質問力、推論力、柔軟性、そして根気です。
パイロット版モニター募集中(2016年4月現在)
現在パイロット版として30枚ほどのカードを作成し、高校や大学でデモの実施を進めています。
ご興味のある方は、まずは気軽に<nocobon 開発チーム>までご連絡ください。
問い合わせ先
nocobon 開発チーム
E-mail: nocobonbon [at] gmail.com
東京大学総合文化研究科・教養学部附属教協教育高度化機構
江間 有沙 科学技術インタープリター養成部門・特任講師
福山 佑樹 アクティブラーニング部門・特任助教
標葉 靖子 社会連携部門・特任講師
加藤 俊英 社会連携部門・特任助教